イエヒト 建築家の注文住宅 事例

天井の高いダブル断熱の家

  • 天井の高いダブル断熱の家
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建設地:茨城県牛久市
建物用途:一戸建ての住宅
構造:木造二階建て
延床面積:171.55㎡
設計監理:建築アトリエ夢空間マツダ

UA値=0.31W/㎡K C値=0.3㎠/㎡
耐震等級3

最近では高気密・高断熱の家が一般的にも多くなってきました。今回のおうちはダブル断熱仕様で高気密高断熱です。

通常おうちの断熱というのは内断熱、もしくは外断熱のどちらかの断熱方法で家づくりをすることがほとんどです。その内断熱と外断熱の両方を組み合わせるのがダブル断熱です。このふたつを組み合わせることによって気密性や断熱性がより高くなります。いい事づくしのダブル断熱ですがデメリットはコスト高になることです。とは言え、断熱性能が高いので日々の冷暖房費の節減にはつながります。

住みやすさと使い心地を重視した素敵なおうちは天井高さも高く、さらにリビング天井の一部は折り上げ天井で梁を露出していますので吹抜けがなくても解放感があります。

温水式床暖房の入ったリビングの床材はウォールナットの無垢材、壁は白い珪藻土塗りです。

ガス乾燥機の乾太くんを取り入れた脱衣室兼ランドリールームと洗面スペースは分け、家族が気兼ねなく使える広い空間です。2階へ上がる途中には個室のスキップフロアを設け、静かに勉強や仕事ができる空間になっています。

ここ最近は自宅でテレワークする方も増え、オープン空間ではなく個室のテレワーク部屋を設ける方も増えてきました。

また昔ながらの和室はその部屋にいるだけで、畳の香りと木の雰囲気で、心が落ち着きます。材木屋さんへ一緒に行き、選んだ床柱の一位(イチイ)は、その名前から縁起のいい樹木として床柱に利用されています。しかし最近ではなかなか手に入らない貴重な床柱です。

天井の羽目板と共に、年数を重ねる度に変わっていく木の色や質感を楽しみながら家族と一緒に思い出を作ってほしいですね。